【税理士試験】1年で簿財同時合格するために必要なこと③

こんにちは。兵庫県明石市のひとり税理士、平太誠です。
税理士試験は毎年、8月上旬に行われます。今年(令和7年)は8月5日からスタート。
私は、5科目合格のいわゆる官報合格者ではなく、簿記論、財務諸表論のみの受験です。
なので全く偉そうなことは言えませんが、いちおう1年で2科目、1発合格しました。
今回は、わたしが本試験において実践したことを紹介したいと思います。
本試験においてやるべきこと
試験会場近くに前乗り
私の場合、自宅が試験会場から遠かったため、試験会場近くのホテルをとり、前日に前乗りしました。
前乗りしておけば精神的にも安心できますし、当日移動しなくていいので体力も温存できます。
また、本番当日の交通機関の遅延等による影響も避けられます。
ホテルから試験会場まではタクシーで行きましたが、最悪、歩いていく想定もして、起きる時間も調整していました。
とにかく試験会場まで歩いて行けるホテルに泊まるのが最適解です。
まずは試験会場へ辿り着かなければ何もできません。万全に対策しておきましょう。
自分の机の環境を確認
会場に到着し、自分の席に着いたら、まずは机の環境を確認します。
いつも学習している自宅の机や図書館の机とは環境が異なるはずです。机がめちゃくちゃ小さかったりします。
まずは電卓や紙を広げてみて、電卓の位置、ペットボトルの位置、時計の位置、用紙を置く位置をしっかり確認しておきましょう。
練習がてらに問題を解いてみてもいいかもしれません。
私の場合、となりの椅子が肘にあたるのが気になったので、椅子をズラすみたいなことをしました。
試験が開始してからやっていては時間がもったいないので、試験開始前にしっかり周りの環境を見ておきましょう。
回答欄は全部埋める!
回答欄を全部埋めること。これは絶対にやっていただきたいことです。
この税理士試験シリーズ、これを言うためだけに書いているといっても過言ではありません。
選択問題や理論の文章問題はもちろんのこと、計算問題であっても何かしら書いてしまいましょう。
空白は0点です。間違えた回答をしたらー1点とかにはならないのですから、空白は損でしかありません。
絶対に間違っているから…と書かないのは勿体ないです。
計算問題ですが、所詮、問題文に書いてある数字に何らかの四則演算を加えた結果が回答になるだけです。
解き方が分からなくても、適当にこれだと思う四則演算をして、回答をパパっと作ってしまいましょう。
総合問題の場合はさらに単純化して、決算整理前残高試算表の数字を写すだけでもいいと思います。
ひとまず全て解き終わったあと、のこりの時間で空白を埋める作業をしましょう。決算整理前残高試算表の数字を写すだけなら1分もかからないはずです。
最後の1秒まで泥臭く点数を拾っていき、空白のない答案を完成させましょう!
まとめ
全3回にわたり、税理士試験について、書いてみました。
といっても私は簿記論と財務諸表論だけ合格の免除組です。5科目合格されている方は本当に感服いたします。
今年の本試験は8月5日から。
受験される方にとってひとつでも参考になることがあれば幸いです。